うまく機能していない組織は、何か問題が発生した際、その問題を解決するためにとった行動が返って新たな問題を生み、無駄を生み、それが積もり積もって非効率的な組織になっているケースがよくあります。
ある問題個所は打ち出した解決策である程度解決はされるが、その問題を取り巻く周りの環境に影響をもたらし、思わぬところで負荷が発生し、その負荷を排除するための問題が生まれる。まさに負のスパイラルが起きてしまうのです。
なぜこうなるのか・・・・
それは起きている問題そのものだけに目を向けてしまい、ものごとのつながりや全体の構造を把握できておらず、本質を考えれていないからです。
問題を解決するには、まず問題そのものに目を向けるのではなく全体の構造に目を向けなくてはなりません。
組織はどのように動いているのかというのを「見える化」することが最重要です。
そして小さな力で大きく動かす=レバレッジポイントを探さなくてはなりません。
「木を見て森を見ず」の状態に陥らないよう、ものごとの構造・全体を見る習慣をつけましょう。