問題を解決するに際には「対症療法」と「根本療法」があります。
目の前の火だけを消そうと対症療法のみしかしていないと、その問題は解決したとしても火(問題)は見えないところに燃え広がっており、問題は起き続けるといった構造は良く起きてしまいます。
結局は根本療法で原因を突き止め対処しなければならないのです。
例えば、上司と部下のよくある関係です。
あまり仕事ができない部下をカバーするために上司は部下の仕事をしてしまいます。
そうするとその仕事は回るかもしれませんが、部下は育たず、能力も上がらないままです。
問題解決の為には手っ取り早い策を立てても長い目で見れば良いことはありません。
こうゆう時には根本的な問題解決策を立てるのが一番なのだが、どうしても支援しないと前に進まない場合は期限を設けて部下をサポートするのが良いでしょう。
部下はいち早くその仕事をこなせるよう努力をし、上司は部下の能力開発ができるようサポートをするといったように両者が成長できるような課題を掲げて行動しましょう。