ある問題を解決しようとしてとった解決策がかえって、意図せぬ結果の自己強化型ループに陥ることがあります。
例えば、仕事がたまり残業をして挽回をしようとします。しかしその残業で疲れがたまり、生産性が下がり仕事がさらに遅れていった・・・
このようなことはよく起こるのですが、では何故そうなるのでしょうか。
それは短期的な視点で見ると解決=良くなっているように見えるからです。
残業をすれば目先の仕事は片付いているように見えますが長期的な視点で見れば疲労の影響で生産性は落ちていくのです。
このような短期的な解決策はやむを得ない場合にのみ行い、しかも長期的視点で見た時の時間稼ぎ的な策としてとどめておくのが良いでしょう。
例のような場合で長期的な解決策をとるならば、仕事の内容を見直し、流れを変える、外注する、人員を増やすなどの解決策が望ましいでしょう。
短期的な解決策はかえって長期的な視点では負の要素をもたらします。
長期的な視点で問題解決策をとるように心がけましょう。