ビジネスをする上で「ブランディング」が大事だ。と、よく聞くのですが、皆さんは「ブランディング」ってどういうものかご存知ですか？
ブランディングとは
ブランディングとは、相手から「好き」と言わせる事です。
「？？？」ですよね。
では下記の表を見て頂ければ理解が深まると思います。
顧客に商品を売る為には大きく分けて４つの要素に分けられます。
- マーケティング
- 広告
- PR
- ブランディング
この中で「ブランディング」は一番重要な要素です。
上記の表にも示していますが、ブランディングがしっかりと出来ていれば相手から勝手に来てくれるようになります。
逆にブランディングが出来ていないと効果がはっきりしない「広告」に多額の資金を投入する事になります。
ブランディング不足がもたらす「負のスパイラル」
ブランディングがしっかりしていないと無駄な広告費にお金がかかる上、様々な「負の連鎖」が起き、事業が長続きしないという結果に陥ります。
ブランディングがないと競合との価格競争が起きる
↓
価格競争の次は過剰サービス競争が起きる
↓
営業コストが上がり、利益が低下する
↓
コスト削減を余儀なくされる
↓
PRする資金がなくなる
↓
シェアが下がる
↓
以降は上記のスパイラルになります。
事業が継続出来ない理由をご理解頂けると思います。
ビジネスブランディングの４つのカテゴリ
コーポレートブランディング
どう繋がるのかのブランディング
例）HP、ロゴ、パンフレット、提携先等・・・
☆競合を把握はしても競合は作ってはいけない。
どういう事かと言いますと、○○だが○○ではないと明確に断言しないといけない。
理髪店で例を上げると「バーバースタイル専門店」とPRする。
こうする事により、競合との差別化を図る事が出来ます。
プロダクトブランディング
何を売るのかのブランディング
例）価格、材料、パッケージ、雰囲気、デザイン等・・・
☆適正価格の設定
現状把握：ホテルでカフェラテを販売しようとしています。
数値事実：100人のデプス調査で500円であればみんな頼むという結果
数値事実：1500円だと誰も頼まない
数値事実：1杯のカフェラテを作る原価は300円
このデータを元に適正価格を決めます。
価格の決め手は「利益実額」が一番多くなる価格にする事です。
ビジネスで一番大事なのは「利益」を多く上げる事。安易に相場に合わせる事だけは絶対に避けましょう。
マーケティングブランディング
どう広めるかのブランディング
例）チャネル、ターゲット、SNS、口コミ等・・・
☆スタバとマクドのコーヒーでなぜスタバを選ぶ？
1杯500円のコーヒーを売るスタバ、1杯100円のコーヒーを売るマクドですが、なぜ大半がスタバを選ぶのでしょうか？
それはスタバは「空間」を売っているからです。
スタバとマクドの味以外の差を考えてください。マクドは1人の席が狭くないですか？
マクドは利益を出す為に多く売らないと利益が出ないからです。
セールスブランディング
どう売るかのブランディング
例）販売方法、提携先、顧客、資料等・・・
☆商品を売る為に体験を売る
YAMAHA音楽教室はピアノを売る為にあります。
ABCクッキングスタジオはクッキング商材を売る為にあります。
これらは体験させる事により、相手から「欲しい」と言わせる事いが狙いです。
ブランディングを実践して強い会社を築き上げましょう。
皆様の事業活動に少しでもお役に立てば幸いです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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