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@Begin’s blog

【経済を読み経営するスキル】 なぜ今サブスクが嵌まっているのか知ってますか?


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皆さんこんにちは。「メリークリスマス」「ハッピーニューイヤー」「ハッピーハロウィーン」は何の日でしょうか?

これらは経済を支える日です。つまり購買意欲を煽る日です。今回は経済と経営についてご紹介します。

経済(マクロ)と経営(ミクロ)

経済=マクロ・経営=

まずは分かり易く言い換えるとマクロ=森・ミクロ=木です。

皆さんが経営している会社あるいは、勤めている会社は経済という森の中に経営という木があります。

経営者・起業家の方々は、森(マクロ)の中のどこに木(ミクロ)を植えるかを考えています。

日本の経済

今後日本で生活していく上で日本の経済を理解していて損はありません。日本の経済を「良い」「悪い」で言いますと悪いです。

どれくらい悪いのかと言いますと、過去20年間のGDPは世界の主要国の中で最下位です・・・さらに、2020年に訪れているコロナウイルスの影響で今後、さらに情勢は悪化するでしょう。

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この日本に経済悪化をもたらせたのは「政府の経済運営の誤り」であります。

デフレとインフレ

日本経済はバブル崩壊後、ずっとデフレが続いていると言われています。ここでデフレとインフレについて簡単に解説します。

デフレ

デフレとは、デフレーションの略でモノやサービスの価値が下がる現象です。反対に貨幣の価値は上昇し、モノが売れなくなります。

さらに企業が儲からなくなるので社員の給料は減ります。そこでさらに生活費からモノを買う機会が減少します。そして企業はさらに悪なるという悪循環に陥ります。

よってデフレ=不景気です。

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インフレ

インフレとは、インフレーションの略でモノやサービスの価値が上がる現象です。反対に貨幣の価値は下がり景気が良くなる・・・言いたいところですが、インフレは良いインフレと悪いインフレがあります。

良いインフレは、モノの価格上昇で企業の利益が上がる事により、社員の給料が増え、生活費からモノを買う機会が増えます。そしてまた企業が儲かるという好循環の現象にです。

一方、悪いインフレは、企業の仕入高は上昇しているものの販売価格には上乗せ出来ない状況になり企業が儲からなくなる現象です。

社員の給料は上がらず、モノの価格だけ上昇する状況になりますので、消費者は家計を圧迫する事になります。さらに企業はさらに儲からなくなるという悪循環の現象です。

近年の話題で言うと海外でバッタが大量に発生し、人間が食べる食物を食い荒らしているというニュースがありました。食物が減るわけですから需要が高まり価格が高騰します。

しかし、この食物が日本で生産されているモノで日本の生産のみで十分賄える場合は、良いインフレとなり、反対に日本では獲れない「石油」が高騰すると悪いインフレになります。

さらにバブルが弾けた時のようにモノの価格が異常に上がった状態の時はたちまちデフレになるのでこちらも悪いインフレとなります。

*リーマンショックも価格の過剰上昇がもたらした悪いインフレの例です。

リーマン・ショック - Wikipedia

POINT

・日本で生産できるモノが高騰

 →良いインフレ

・日本で獲れないモノが高騰

 →悪いインフレ

モノの価格が過剰に高騰

 →悪いインフレ

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日本政府の失敗

国(日銀)は経済が悪くなるとETF購入を行います。いわゆる金融政策です。

EFTとは

「Exchange Traded Fund」の略で、日本語では上場投資信託と言います。ETFは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウ等の指数に連動するように運用されている投資信託の一種の事です。

ETF購入をする事で企業の株が上がります。つまり企業の価値が上がり、給与が上がり、消費が増え、収益が増すという経済の好循環を生む「着火剤」のような効果をもたらします。

しかし、ここで冒頭にお話した、政府の判断の誤りがありました。

・株価は上がっても給料は下がった

・意図不明のタイミングで実施した消費増税

さらにコロナ対策の一環として実施予定の国民1人に均一現金10万円を配布する、いわゆるヘリコプターマネーの配布を試みようとしていますが、これもあまり経済の活性化にはつながらないでしょう。

なぜなら、国民は先行きが不安な為、配布された10万円を消費せずに貯蓄に回すと予想されるからです。よって引き続きデフレは続くと予想されます。

つまり、国・政府に頼っていてもお先は真っ暗いう事です。ということは自ら考え行動し、投資も積極的に行う必要があると言えます。

*ちなみに日本のタンス預金の金額はおよそ、30兆円〜80兆円あると言われています。

不景気の時こそ投資

先ほどの項目で、日本政府に頼らず自ら積極的に投資を行う必要があると申し上げました。ではここで長期保有を前提にした投資の方法をご紹介します。

【長期保有の投資】

・景気が良い時

 投資はしない

・景気が悪い時

 投資するべき

*人々と逆の投資思考を持つことが需要

マイルストーンの把握

そして経営者においても国に頼っていてはお先真っ暗なのは明確です。日本の先行きをある程度把握出来ているならそれに備えた経営をする必要があります。

冒頭に申し上げたマクロ(森)とミクロ(木)の話で例えるならば、自分の植えている木を倒しに来るモノがいるという情報を仕入れたとします。

その情報を予め知ってるのであれば、それに対応できる策を考え実行して行かないといけないということです。これをビジネス用語で「マイルストーンを置く」と言われます。

つまり、今の経済状況にあった経営をしていく事が重要であり、だから経営者・ビジネスマンは経済を把握・分析するスキルが求められるのです。

2020年に合ったビジネスモデル

最後に、現在の日本の経済とマッチしているビジネスモデルをご紹介します。

消費者は先行きが不安な状況では大きな現金を動かす事を避けます。また損をしたく無いという感情から購入しようとするモノを徹底的に調べます。

だから今の時代は情報をオープンにした「サブスクリプション」モデルが流行っているのです。

サブスクリプションについては過去にご紹介している記事があります。ご覧ください。

beginbeganbegin.hateblo.jp

まとめ

以上のように、経済を把握し、未来把握し、消費者心理を読む事。経済と経営は一緒に考える必要性があるという事をご理解いただけたのではないかと思います。

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最後までご覧頂きありがとうございました。皆様のビジネスに少しでお役に立てれば幸いです。

 

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