新規事業を立ち上げる予定で集客したい方、また既存の事業をお持ちでもっと効率的に集客したい方、ホットペッパーなどのWEB媒体・新聞媒体等に広告を出し、無駄な広告費・集客費に過剰なコストをかけていないでしょうか?
実はGoogleを活用すれば無料で効率的に集客出来ます。具体的にはSEOとMEOですが、今回はGoogleの「SEO」についてご紹介します。
Webの構造理解
Googleの仕組理解
今はオンラインで勝負する時代。まずはオンラインで情報を露出するところからビジネスは始まります。
大企業のように広告費に莫大な費用を出さずに効率的な集客を出来るのがSEOです。
これからの時代、SEOはどんなビジネスにおいても必ず必要なモノとなります。経営者・ビジネスマンは必ず理解しておきましょう。
ではSEOの話に入る前に「Web」の世界についてお話していきます。
GoogleでもYahooでも情報は全てWeb上にあります。ですから、まずはこの「Web」という言葉を知るところから始めていきましょう。
Webとは
世界中の情報をリンクされたモノをWebと呼びます。下記の図のように世界中に情報が網のように張り巡らされているイメージからが言葉の由来です。
Web=蜘蛛の巣
Webの誕生
Webというモノはティム・バーナーズ=リー博士によって考案されました。またURLでおなじみの「www」=(World Wide Web)を考えた人もティム博士です。
当時、数千人規模の研究者がいた巨大な研究室があり、その研究室では資料=情報は資料室に散漫された状態でした。
研究者は資料を探す為にわざわざ資料室に行き、大量の情報の中から欲しい資料を探していました。そんな状況下でティム博士はこの情報をまとめる任務を受けます。
そこから生まれたのが「HTML」=ハイパーテキストです。数ある情報と情報をリンクさせる事により資料を効率的に探せるように開発し、さらにその資料=HTMLの置場・棚を示したモノが「URL」です。
ティム博士はまさにリアルの資料室を同じように画面上で表現出来るようにしました。
Webの仕組み
ではWebの仕組みはどうなっているのでしょうか。 これはレストランに行ったシーンをイメージして頂くと理解し易いです。
お客さんのオーダーに対してお店側は料理を提供します。それと同じ要領でWeb上でもやりとりされています。
Web上では「HTTP:Hypertext Transfer Protocol」と言われる通信プロトコル、いわゆる命令語を使ってクライアントの要求に対してサーバーが応えるという仕組みになっています。
Googleの役割
Web上での情報やりとりの仕組みはご理解頂けましたと思います。
しかし、ここで問題があります。レストランで例でいくと、お客さんはワインを注文しましたが、お店にはワインは数十種類あります。
そこでお店側は数十種類のワインの一覧を見やすくした「メニュー表」をお客さんに提供します。
この役割をWebブラウザ、つまりGoogleが担い、Web上の情報を見やすく整理しているのです。
*WebブラウザはGoogleだけではなく、Firefox、Internet Explorerなども同じWebブラウザです。
Googleの仕組み
ではGoogle(Webブラウザ)はどのように情報を整理しているのでしょう。主に3つの機能が働きます。
1.クローリング
2.インデックス
3.ランキング
簡単に言うと「キーワード」に対してロボットがWeb上からサイトを拾って来ます(クローリング)。
それを情報の箱(データベース)に入れ(インデックス)、最後に独自のアルゴリズムによりサイトを整理・ランキング化してブラウザに表示させています。
Web上に情報を置くからには出来るだけ上位に表示させた方が有利ですよね?それをどのようにして上位表示させるのかが「SEO対策」になります。
SEOとは
SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字を取った言葉であり、検索エンジン最適化と略されます。このSEOに対してどうのように対策をするかがオンラインビジネスをする上では重要だと言われています。下記の項目は押さえておきましょう。
SEOは無料で作れる資産
SEOはしっかり取り組めばWebサイト自体の資産価値が高まります。さらに無形資産なので税金は発生しません。
SEOは無料で雇える営業
SEO対策をしっかりとしていれば検索流入が増え、無駄な広告費、営業費をかけずに集客する事が出来ます。つまりWebサイトが営業マンとなってくれます。
SEOはファッション
しかしながら、SEOはファッションのようなモノで流動性があります。その時代に合わせて対策をしていく必要があります。
SEOの禁止事項
対策すれば有効的なSEOですが、禁止事項があります。
・被リンクの大量生産
→大量の被リンクを貼る
・コンテンツファーム
→文字数稼ぎの為に大量のフリーライターに文字を書かせる
・ワードサラダ
→不自然にキーワードを含め
・クローキング
→クローラー用とユーザー用のページを分ける
・隠しテキスト・リンク
→文字数稼ぎの為に背景と同色のテキストを置く
上記の項目は絶対にしないようにしましょう。
実際にやったとしてもGoogleのアップデートによりすぐに潰されますので長続きはしません。
では、どのようなSEO対策を取ればアップデートに左右されない評価をGoogleから得る事が出来るのでしょうか。
Google SEOの真髄
Googleはオークション型の検索結果表示をしていません。(オークション型とは、お金を出せば上位表示してくれる)
なぜなら、 Googleはユーザーファーストでの情報提供を心掛けています。
質の悪いページをユーザーに見せてしまってはユーザーがGoogleを使わなくなってしまう為、Googleは常にユーザー目線に立ち質の良い情報を提供しようとしているのです。
ユーザー目線とは
Googleはユーザーファーストであるがゆえに下記の3つを重要視しています。
専門性
コンテンツ作成者に専門知識がある事。ある分野に特化したサイトである事が求められます。
具体的には内部リンクが多い事が挙げられます。内部リンクが多いと言うことはその分野に関する記事が多い=専門性のあるサイトということになります。
権威性
コンテンツ作成者やサイトが、そのジャンルの権威である事。この人の言うことなら誰もが認めるサイトであるということです。
具体的には同ジャンルのサイトから被リンクや引用が多く行われている事が挙げられます。
さらに、オフラインでの活動評価も重要になります。SNS運用や出版活動、免許取得などの権威性も繋げてきています。
特にSNS運用は権威性を示す重要な項目と言われています。
信頼性
コンテンツ作成者やサイトが信頼出来る事。つまり、どこの誰が書いているのか、更新頻度、直検流入数(直キーワード流入・ブックマーク流入)が見られています。
以上の3つを最も重要視しているYMYL分野があります。
Your Money
Your Life
お金に関わる事、命に関わる事、法に関わる事等に関しては「専門性」「権威性」「信頼性」を最重要視しています。
まとめ
SEO対策をしたWebページは最強のビジネスツールとなります。
Webの世界を理解し、Googleの仕組みを理解しましょう。
その上で、SEO対策をしっかりとし、Google目線では記事を書くのではなく、ユーザー目線での記事を書くように心掛けましょう。
当記事では触れていませんが「キャッシュ」「クッキー」等のWebで出てくるワードについては過去の記事で取り上げていますのでそちらをご覧ください。
以上 Google集客スキルについてご紹介しました皆さまのビジネスに少しでもお役立て出来れば幸いです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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