あなたの会社はテレワーク導入しましたか?
コロナウイルスの影響で「働き方改革」が急速に進んでいるかと思われます。
中でも「テレワーク」を導入した会社は多いのではないでしょうか?
「テレワーク」という言葉は、ここ数ヶ月で一気に浸透したのでもう説明不要ですね。
「テレワークって何?」って方はググってください。笑
今回はテレワークに必須な「リモートソフト」筆者が抜粋した下記3種の概要についてご紹介します。
- リモートデスクトップ(Windows)
- TeamViewer
- AnyDesk
✔ ︎テレワークを円滑に導入したい方
✔ ︎より効率的にテレワークをしたい方
✔ ︎リモートソフトの概要を理解したい方
*下記に該当する方は参考になりません。
× 社内ソフトが全てクラウド版の場合
△ 社内PCが全てMacの場合
社内のソフトが100%クラウド版の企業ってまだ少なそう・・・
リモートデスクトップ(Windows)
まず、Microsoft社が提供する「リモートデスクトップ」サービスです。
Microsoft社が提供してるとあって、このソフトは『 Windows OS』の機能の1部です。
仕組みから説明します。
仕組み
Windowsの「リモートデスクトップ接続」という機能を使用して、遠隔地にあるWindowsのPCに遠隔操作するのですが、この機能を使うには条件があります。
- 遠隔されるPCがWindows10 Pro以上
- VPN接続されている事
遠隔されるPC(受け側)がWindows10 Homeというエディションであれば、そのPCへのリモートは出来ません。
確認方法は下記をご参照ください。
Windows10 のエディション(Home/Pro)の確認方法 - PC設定のカルマ
次にネットワーク環境も条件が必要になり、VPN接続している必要があります。
VPNって?ご説明します。
VPN
Virtual Private Networkの略です。
簡単に説明すると、仮想的に拠点Aと拠点Bのネットワーク環境を結ぶ事。
そうする事により離れた拠点同士でもデバイス間の相互通信が可能になります。
下記の図をご覧ください。
ローカルエリアネットワークの略で、建物やフロア内などの比較的狭い範囲のネットワークを指します。
メリット
リモートデスクトップ接続の最大のメリットは、『操作性』にあります。
OSに搭載されている機能だけあって、ほとんど不便を感じる事はありません。
またVPN接続でのメリットになりますが、遠隔地のLAN環境内にあればプリンターなどのデバイスに直接アクセスできる事です。
細かい事ですが、便利です。
デメリット
ネットワーク関連の専門知識が必要な為、構築時の設定が難しい事。
さらに通信トラブルや何らかの原因で接続が出来なくなった場合、専門知識がなければ復旧させる事が困難です。
IT部門や契約している保守会社がなければ運用は難しいです。
テレワークの導入・運用保守業者をお探しの方は下記をご参照ください。
http://www.seiyu-net.com/service.html
TeamViewer
2つ目にご紹介するリモートソフト は『Team Viewer』というソフトです。
ドイツで開発されたソフトで個人利用であれば無料で使う事が可能。
https://www.teamviewer.com/ja/
仕組み
ダウンロードページからダウンロードすると、端末ごとにユニークなID(接続ID)とパスワードが振られます。
その接続IDとパスワードを用い別の端末から接続すればリモート完了です。
ファイル転送も同ソフトで行えます。
メリット
専門知識不要で、VPN接続不要で端末がインターネット接続させていれば基本的に接続出来ます。
OS(Windows/Mac)を問わずにインストール・リモート操作が可能。
デメリット
文字変換の際に時々ですが、OS通りに動かない時があります。また簡単に構築できる為、悪用される心配がある。
AnyDesk
3つ目は『Any Desk』というソフトです。
こちらもドイツで開発されたソフトで、同じく個人利用ならば無料で使う事が可能。
仕組み
ダウンロードページからダウンロードすると、端末ごとにユニークなID(接続ID)とパスワードが振られます。
その接続IDとパスワードを用い別の端末から接続すればリモート完了です。
ファイル転送も同ソフトで行えます。
メリット
専門知識不要で、VPN接続不要で端末がインターネット接続させていれば基本的に接続出来ます。
OS(Windows/Mac)を問わずにインストール・リモート操作が可能。
デメリット
文字変換の際に時々ですが、OS通りに動かない時があります。また簡単に構築できる為、悪用される心配がある。
3種の比較
私は、紹介した3種を使い分けします。
「リモートデスクトップ接続」は長時間作業をする際に使用。
「Team Viewer」と「Any Desk」はPC上のファイルを確認したい際、メールを確認したい際等の簡単な操作時に使用しています。
個人的な見解で行きますと、「Team Viewer」と「Any Desk」は大きな違いはないように思います。
筆者のオススメ
オススメは3種または2種を使い分けする事です。
しかし、企業としてリモート環境を構築するのであれば、セキュリティー面なども考慮して「リモートデスクトップ接続」をオススメします。
まとめ
リモートデスクトップ接続はネットワーク構築時に専門知識が必要ですが、1度構築してしまえば、とても便利なソフトです。
「Team Viewer」等のリモートソフトは知識不要で簡単に運用出来ますが、簡単が故に悪用されるリストも考え、運用ルールをきっちり作成し運用しましょう。
以上 「リモートソフト」についてご紹介しました。皆さまのビジネスに少しでもお役立て出来れば幸いです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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