「2020年小学校入学」世代対策は出来ていますか?
2020年から、小学校でのプログラミング教育が必修に。
ざっくりと2035年にはプログラミング教育を受けた世代が新入社員として入って来ます。(その頃にはフリーランスが主流になっているかもしれませんが・・・)
言いたい事わかりますか?
プログラムは組めなくても、仕組みくらいは理解しておかないと取り残されてしまうのは目に見えているということです。
という事で今回は、どのような流れで「ITシステム」が世にリリースされているのかをご説明します。
✔ ︎IT時代に取り残されたくない。
✔ ︎プログラミングの流れを把握したい。
✔ ︎ITシステムに強くなりたい。
プログラミングの全体把握
普段何気なく、当たり前のように使用しているITシステムですが、世にリリースされるまでに多くの工程・職種を経ています。
- デザイナー
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- インフラエンジニア
- テスター
- プログラマー
- プロジェクトマネージャー
- プロダクトマネージャー
順番にそれぞれの仕事内容と役割をご紹介します。
デザイナー
主にソフトウエアの見た目部分(文字やレイアウト)を構築します。
ユーザーの使い勝手において大きなウエイトを占めますので大事な部分になります。
ニーズを正確につかみデザインに落とし込む必要がありますので、ヒアリングスキルは必須です。
フロントエンドエンジニア
デザイナーが作ったモノを実用化します。
「Webの入力フォーム」をイメージするとわかりやすいかもしれません。
ざっくりいうと目に見える部分のプログラムです。
<HTML>
<CSS
<JavaScript
<WordPress
バックエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアとは逆で目に見えない部分のプログラムです。
ユーザーが入力した情報(データ)をプログラミングにより操作・管理します。
サイトに入る際の「ログイン機能」をイメージするとわかりやすいです。
<Java>
<Python
<C#
<Ruby
インフラエンジニア
作ったプログラムを動かす環境をハード・ソフトを含め運用・管理・保守する部分です。
またアクセス管理や、サーバーのダウン時のトラブル対応等の役割も果たします。
<Bash>
<TTL(TeraTerm用マクロ言語)
<BAT(バッチファイル用言語)
<Perl
テスター
その名の通り、エンジニアが作成したプログラムをテストする部門です。
プログラムが設計通りに正確に動くかをチェックし、不備があればエンジニアにフィードバックし、システムの改善に一役買います。
テスターはプログラミングスキルがなくても出来ますので、新入社員が任されるケースが多いです。
<バグを言語化する能力
<繰り返し作業に耐えれる忍耐力
<問題解決スキル
プログラマー
皆さんが1番認識している部分だと思います。
システム設計に通りにシステムが動くようにプログラミング(コーティング)します。
フロントエンジニア・バックエンドエンジニアが兼任する事も多いので、その1部であるという認識でOKです。
<言語知識
<コミュニケーション能力
<読解力
プロジェクトマネージャー
店舗の店長のような働きをする部分です。
プロジェクトの管理(進捗・クレーム・品質)を行います。
プロジェクトマネージャーは、プロジェクト(必要要件を満たす)が終了するまでを管理する部門です。
<スケジュール管理能力
<予算管理能力
<コミュニケーション能力
プロダクトマネージャー
システム全体の課題・改善点の管理する部分です。
プロジェクトマネージャーが世にリリースされるまでを管理する仕事だとするなら、プロダクトマネージャーはリリース後の運用管理をする部門です。
<業界・市場知識
<プログラミング全体の知識
<コミュニケーション能力
意外と工程が多いなあ〜
仕事の流れ
最後に仕事の流れと関わる部門を図にまとめました。
まとめ
1つのシステムがリリースされるまでに多くの工程と人が関わってリリースされていることはご理解いただけたと思います。
プログラミング言語を学びシステムを世にリリースしたいと思う方は多いと思いますが、それまでにはこれらの流れの把握もする必要があります。
必ず抑えておきましょう。
余談ですが、システムとは目に見えないモノが多い割りに「価格は高い」という印象をお持ちの方が少なからずいます。
この工程を見ればお分かりだと思いますが、ソフトウエアと言えども、完成させるまではほぼ人件費であるという事です。
以上 「システムが世にリリースされるまで」についてご紹介しました。皆さまのビジネスに少しでもお役立て出来れば幸いです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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