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@Begin’s blog

【Learning27】実は定期預金よりも安全?!債券投資のお話。


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債権投資しませんか?

債権って難しそう・・・

リスク高そう・・・

実はすごく簡単でリスクの低い投資です。

債券を簡単に言うと

『債券を買う=お金を貸す』

という事で今回は『債券投資』についてご紹介します。

こんな方にオススメ

✔︎債券を知らない方

✔︎低リスクで投資をしたい方

✔︎定期預金をしている方

投資の基礎知識

債券の話の前に、投資の基礎知識をご紹介します。

投資により受け取る利益は、年ごとに受け取る「年利」が主流ですが、年利には大きく分けて2種類あります。

  • 単利・・・「元本のみ」に利息
  • 複利・・・「元本と利息」に利息

実際にどれくらいの差が出るでしょうか。

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複利の方が利息が高くなりますね。

次に投資額が2倍になる期間が一瞬でわかる計算式をご紹介します。

72の法則

72÷年利=「投資額が2倍になる期間」

例えば、年利3%だとすると・・・

72÷3=24ヶ月目で2倍になります。

債券とは

冒頭にも紹介したいように「債券を買う=お金を貸す」という事です。

債券の発行者は、国・自治体・企業です。

発行の方法は「お金を◯年間を利率◯%で貸して下さい。」と言った具合で投資家へ出資を募ります。

債券はデフォルト(債務不履行)にならない限りは満期になると元本が戻ってきます。

これを『償還日』と言います。

投資家は償還日までの利子で利益を得ます。

定期預金との違い

満期日で戻ってくるという事は銀行の「定期預金」と似てますが、実際は違います。

債券と定期預金の違いは下記です。

  • 価格変動あり
  • 金利変動なし
  • 元本保証なし

元本保証なしなら「定期預金」の方が安全なの??

一見そう思いがちですが、国債購入と定期預金と比べて見ましょう。

国債は国が発行している債権です。

という事は国が破綻すれば、元本保証はありません

しかし、ここで考えて欲しい事は、もし国が破綻寸前になれば国より先に銀行が潰れませんか?という事です。

であれば利率の高い債券(国債)に投資している方が効率的ではないでしょうか?

参考までに

・国債:0.05%の利率

・預金:0.01%の利率

債券の種類

債券には色んな種類がありますが、大きく3つに分類されます。

  • 国債 (国が発行)
  • 地方債(地方・自治体が発行)
  • 事業債(企業が発行)

利子の受取り方

利子の受取方が2種類です。

  • 利付債
  • 割引債

利付債はシンプルに、償還日までに決められたペースで利子を受け取る事です。

一方、割引債は期間中の利子はなく、償還日に一気に決められた利子を受け取る事です。

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債権価格

債券の価格は2種類あります。

  • 新発債(新品)=発行価格
  • 既発債(中古)=時価価格

新発債は発行元が価格を決めます。

一方、既発債は市場が価格を決めます。 

期間と金利の相関性

実際に債券を選ぶ際は「リスク」と「期間」の観点から判断します。

リスクと利息は比例します。

リスクが高ければ利息は高く、リスクが低ければ利息は低くなります。

期間と利息は比例します。

期間が長ければ利息が高くなり、期間が短ければ利息が低くなります。

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まとめ

 リスクが高そうで難しそうに思える債券ですが、実はシンプルでリスクも低いです。

もし定期預金が安全だからと思い込み、定期預金ばかりに投資していたのであれば、債券投資へシフトはありかもです。

この際、一度投資内容を見直して見ては如何でしょうか。

 

以上、実は難しくない「債券投資」についてご紹介しました。少しでも皆さんのビジネスの役に立てば幸いです。

 

最後まで見て頂きありがとうございました。下記は私のプロフィールリンク集です。

よろしければご覧ください。

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