債権投資しませんか?
債権って難しそう・・・
リスク高そう・・・
実はすごく簡単でリスクの低い投資です。
『債券を買う=お金を貸す』
という事で今回は『債券投資』についてご紹介します。
✔︎債券を知らない方
✔︎低リスクで投資をしたい方
✔︎定期預金をしている方
投資の基礎知識
債券の話の前に、投資の基礎知識をご紹介します。
投資により受け取る利益は、年ごとに受け取る「年利」が主流ですが、年利には大きく分けて2種類あります。
- 単利・・・「元本のみ」に利息
- 複利・・・「元本と利息」に利息
実際にどれくらいの差が出るでしょうか。
複利の方が利息が高くなりますね。
次に投資額が2倍になる期間が一瞬でわかる計算式をご紹介します。
72÷年利=「投資額が2倍になる期間」
例えば、年利3%だとすると・・・
72÷3=24ヶ月目で2倍になります。
債券とは
冒頭にも紹介したいように「債券を買う=お金を貸す」という事です。
債券の発行者は、国・自治体・企業です。
発行の方法は「お金を◯年間を利率◯%で貸して下さい。」と言った具合で投資家へ出資を募ります。
債券はデフォルト(債務不履行)にならない限りは満期になると元本が戻ってきます。
これを『償還日』と言います。
投資家は償還日までの利子で利益を得ます。
定期預金との違い
満期日で戻ってくるという事は銀行の「定期預金」と似てますが、実際は違います。
債券と定期預金の違いは下記です。
- 価格変動あり
- 金利変動なし
- 元本保証なし
元本保証なしなら「定期預金」の方が安全なの??
一見そう思いがちですが、国債購入と定期預金と比べて見ましょう。
国債は国が発行している債権です。
という事は国が破綻すれば、元本保証はありません。
しかし、ここで考えて欲しい事は、もし国が破綻寸前になれば国より先に銀行が潰れませんか?という事です。
であれば利率の高い債券(国債)に投資している方が効率的ではないでしょうか?
・国債:0.05%の利率
・預金:0.01%の利率
債券の種類
債券には色んな種類がありますが、大きく3つに分類されます。
- 国債 (国が発行)
- 地方債(地方・自治体が発行)
- 事業債(企業が発行)
利子の受取り方
利子の受取方が2種類です。
- 利付債
- 割引債
利付債はシンプルに、償還日までに決められたペースで利子を受け取る事です。
一方、割引債は期間中の利子はなく、償還日に一気に決められた利子を受け取る事です。
債権価格
債券の価格は2種類あります。
- 新発債(新品)=発行価格
- 既発債(中古)=時価価格
新発債は発行元が価格を決めます。
一方、既発債は市場が価格を決めます。
期間と金利の相関性
実際に債券を選ぶ際は「リスク」と「期間」の観点から判断します。
リスクと利息は比例します。
リスクが高ければ利息は高く、リスクが低ければ利息は低くなります。
期間と利息は比例します。
期間が長ければ利息が高くなり、期間が短ければ利息が低くなります。
まとめ
リスクが高そうで難しそうに思える債券ですが、実はシンプルでリスクも低いです。
もし定期預金が安全だからと思い込み、定期預金ばかりに投資していたのであれば、債券投資へシフトはありかもです。
この際、一度投資内容を見直して見ては如何でしょうか。
以上、実は難しくない「債券投資」についてご紹介しました。少しでも皆さんのビジネスの役に立てば幸いです。
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