『良い靴』を履きなさい。
良い靴は素敵な場所に連れて行ってくれる。
そんな言葉をどこかで一度は聞いた事ないでしょうか?
私は以前、某テレビ番組で靴職人である花田優一さんが言っていたのを覚えています。
どうやらイタリアのことわざのようです。
そして良い靴を見る度にその言葉を思い出すようになっていました。
『良い靴』と言いつつ表現はとても曖昧ですが・・・
良い靴を履けば実際に何が変わるのか?そんな事を考える内に想いは、やがて体験したい願望に変わっていました。
という事で実際に自分が思い描いていた『良い靴』を購入しましたのでそちらのご紹介をしたいと思います。
私が今回購入した靴は・・・
パラブーツ・ランスです。
フランスを代表するシューズブランドであり、革靴でありながら重厚にならない丸みを帯びたフォルムが特徴です。︎
またリスレザーという油分を多く含む革を使用しているため、雨にも強いと言われています。︎
さらにソールを含む全てを自社で製造している唯一のシューズメーカーであります。︎
では実際にご紹介していきま〜す。
パラブーツ・ランス
今回購入したのはランスというローファータイプのモデルです。
箱を開けた瞬間、何やら白い粉が付着していました・・・
まさか、カビ?
ネットで購入したから状態が悪いモノが送られてきた?
早速ググって見るとパラブーツが使用するリスレザー独特の現象のようです。
どうやら「ブルーム」と呼び、レザーのオイルやロウが浮き出てきたモノだとか・・・
このブルーム、ブラッシングで簡単に落とす事が出来ます。
ブラッシング後のランスがこちら。
とても綺麗な革に変わりました。
メンテナンス方法
次に、靴のメンテナンスです。
街中でボロボロの靴を見かけませんか?
髪型や服装はバッチリ決まっているのに靴がボロボロ・・・
とても残念に思います。
そうならない為にもメンテナンスはきっちりしたいです。
という事でメンテナンスのスターターセットのようなモノも購入しました。
このように必要なモノは一通り入っているセットになります。
最初はこのセットで十分かと思います。
保管方法
メンテナンスに加え、靴は保管方法も大事だと言われてます。
外側はブラッシング、クリーム等で綺麗に出来るとしても靴の中までは綺麗に出来ません。
足はすごく汗をかくので靴の中は湿気が溜まりやすくなります。
そこで活躍するモノがこちら。
シューキーパーやシューツリーと呼ばれるモノです。
靴の形崩れを防ぐ他にも、湿気を吸収する働きがあります。
シューキーパーは安価なプラスチック製のモノもありますが、湿気を吸収するという役割を全く果たさないので木製のモノが絶対オススメです。
着用サンプル
靴はメーカーによりサイズ感は違いますし、自分の足に合う合わないは 必ずあります。
ネットでポチれば商品が届く便利な時代ですが、必ず店頭に足を運び試着してから購入しましょう。
せっかくの良い靴もサイズが合わない、足に合わないでは意味がありません。
さて、肝心のランスですが服装を選ばずに履きこなせる事が魅力です。
試着時はスラックスですが、ジーンズにも相性が良いと思います。
最後に
自己満足にはなりますが、良い靴を履いていると自分は良い靴を履いているという満足感があります。
そんな満足感が気分を高揚させ、やがて「素敵なところに連れて行ってくれる」という事に繋がるのではないか・・・そんな気がします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。