ITジグソーパズル

@Begin’s blog

【ノーコード】ノーコードで本当に本格業務アプリが構築出来るのか?ノーコードでアプリを構築するメリット•デメリットは⁈


スポンサーリンク

ノーコードで本当に本格的な業務アプリが構築出来るの⁈

ある程度ITに対する知識をお持ちの方であれば感じている疑問ではないでしょうか?

 

結論から言うと可能です。

 

そもそもノーコードとは、「コードを書かずにアプリケーションを開発する仕組み」のことです。

アプリケーション開発では一般的にはプログラミング言語を使い、ソースコードを書いて作るものです。

一方でノーコードはコードを書かないと言いました。ではどのようにアプリケーションを開発するのでしょうか?

それはノーコードシステム内で予め用意された複数の機能を設定するパーツを用意しておき、これらを組み合わせることにより完成します。

 

プログラミング言語で開発した業務用アプリケーションは複雑な構造かつ、多くのコードが書かれています。イメージするだけでもノーコードシステムのパーツを組み合わせて開発出来るようには思えません。

何故できるのか?

それは多くの業務用アプリは必要な機能がおよそ決まっているからです。

✳︎後述しますが、全てを実現できるわけではありません。

それより業務用アプリの場合、機能よりも大事なことがあります。

「データ」です。

業務用アプリはデータをいかに扱うかが非常に重要です。

中でも最重要なのがデータモデリングと言い、データを効率的に構造化する作業です。

ここの設計を踏み間違えるといくら多彩な機能を持たせたアプリであっても良いシステムにはなりません。

逆に言えば、完璧なデータモデリングをすればシンプルな機能であっても最高に使い易いシステムになると言っても過言ではありません。

とはいえ、ノーコードにもメリット・デメリットがあります。

ノーコード業務アプリのメリット

開発スピードが早い

最大のメリットは?

「圧倒的な開発スピード」

作成するアプリにもよりますが、数分〜1時間で出来るものります。プログラミング言語を使った開発では考えられないスピードです。

アプリのクオリティが高い

プログラミング言語で開発したアプリにはバグはつきものです。さらにセキュリティ面でも作り込みが必要です。

しかしノーコードでは予め決められたパーツを組み合わせるのでバグの発生は極めて低く、発見されてもすぐに修正が入ります。セキュリティ面においても万全です。サービスを提供する会社もデータ流出、大きな不具合等があれば死活問題です。

すぐにサービス提供側が対応するでしょう。

 

ノーコード業務アプリのデメリット

ノーコードですが、良い事ばかりではありません。

もちろんデメリットもあります。

機能が限定的

ノーコードはあらかじめ用意されたパーツを組み合わせてシステム構築をします。パーツに用意されていない機能は、実現出来ません。

もし実装したい機能はあるがノーコードでは実現不可な場合、「本当にその機能は重要か?」「その機能の為に莫大な費用をかける価値はあるか?」等を考慮する必要があります。

サービス中止の可能性

クラウドサービスの場合、提供側の急な方向転換でサービス中止となるケースがあります。未来を予測することは困難・・・

よって最低限、テーブルごとにデータエクスポート出来る機能があるかは確認しておきましょう。

オススメする業務アプリ向けノーコードツール

オススメする業務アプリ向けノーコード・・・

Google社のappsheetです。

Googleクオリティ

天下のGoogleが提供するサービスで、Googleは以前に同じようなサービスを提供していましたが、そのサービスを終わらせ、appsheetを買収したのです。

本気度が伝わります。

よっぽどのことがない限りサービスを終了することはないと踏んでます。

Googleサービスとの連携

appsheetではスプレッドシートやGoogleフォームとの連携が容易にできます。またExcelやCSVファイル、SQLサーバー、Dropboxとも連携可能です。

無料で使える範囲が広い

ノーコードアプリは無料のものもありますが、制限がかなりあり、有料を契約しないと使えないものが多いです。

appsheetは有料プランとの差別化は多少ありますが、無料でも十分にアプリとして使えるようになってます。

しかも10人までの共有は無料です。

こんなサービスはGoogleだから提供できるものだと思います。

料金プランは下記。

about.appsheet.com

appsheetに必要なもの

すごくハードルが低いです。

Googleアカウントと最新WEBブラウザのみ


今後、料金体系が変わることは考えられますが、それでもデータ管理系ノーコードツールを選択する際、まずはappsheetを第一候補にお考えになって間違いないと思います。

 

まずは騙されたと思って使ってみてください。