ビジョンを現実のものとするには「行動」しかありません。
しかし、行動は今できる範囲のものだとは限りません。
ビジョンに向かうためには今できないことを克服していかねばなりません。そこで能力開発が重要になります。
ロッククライミングを例に挙げるととても理解しやすいです。
頂上を目指しているクライマーを想像してください。
岩に足をかけ、身体を支え一歩一歩、頂を目指し進んで行きます。この足元の位置が「今できること」です。つまり「土台」です。土台は今までの知識や経験をさします。
今は低い土台でもコツコツと経験や知識を積み上げていき、土台を高くしていきます。
そうすると今までは手が届かなかった場所に手が届くようになります。
これこそがビジョンに向かうための能力開発です。
大きなビジョンは一朝一夕にはならないものです。だからこそ、コツコツと努力を積み重ねていくのです。ビジョンまでの土台を少しづづ高くし、大きなビジョンに向かうまでの小さなビジョンを達成していき、どのようなルートで登っていくのかを考えていく。これ繰り返しビジョンまで登り続けていくことが重要なのです。