会社を経営する方、これからビジネスを始める方に必要不可欠なスキル「財務スキル」
についてアウトプットします。ですので現在の経営者の方には参考になる内容ではあり
ません。私のような経営者の見習いの見習い向けです。笑
今回は損益計算書についてアウトプットします。
決算書類は「貸借対照表(B/S)」と「損益計算書(P/L)」があります。
・損益計算書:費用と収益を比べて収益 or 損益を示している決算書です。
・貸借対照表:財産の保有状況を示している決算書です。
損益計算書の「利益」には5つ種類があります。
- 売上総利益
- 営業利益
- 経常利益
- 税引前当期純利益
- 当期純利益
では順番にご説明します。
1 売上総利益:本業の売上高から売上原価を差し引いて算出します。
例)飲食店が、原価100円の食べ物を150円で売りました。
「売上高ー売上原価」
150円ー100円=50円=売上総利益
2 営業利益:売上総利益から販売費と一般管理費を引いて算出します。
例)飲食店で働く人、場所、宣伝費などの間接的なコストが10円かかりました。
「売上総利益ー販管費」
50円ー10円=40円=営業利益
3 経常利益:営業利益に営業外収益を足し、営業外費用を引いて算出します。
例)雑収入が20円あり、雑費用が10円かかりました。
「営業利益+営業外収益ー営業外費用」
40円+20円ー10円=50円=経常利益
*営業外収益・費用は本業以外で発生したお金(株の利益等)です。
つまり、上記の図と違い、経常利益>営業利益になる事はあります。
4 税引前当期純利益:当期に発生した全ての事象を加味した利益です。
例)特別利益が20円あり、特別損失が30円ありました。
「経常利益+特別利益ー特別損益」
50円+20円ー30円=40円=税引前当期純利益
*特別利益は固定資産売却益、特別損失は固定資産売却損などがあります。
5 当期純利益:税金を払ったあとの一番最後に残った利益です。
例)法人税が20円でした。
「税引前当期純利益ー法人税等」
40円ー20円=20円=当期純利益
以上が損益計算書の基本になります。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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