ITジグソーパズル

@Begin’s blog

【業務効率化】アナログだけど、無くせないなら効率化する方法を考えよう!FAX業務を効率化する方法とは!?


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販売管理や工程管理、スケジュール管理等、近年は本当に便利なツールがすぐに手に入ります。おまけに無料である程度まで使えるツールもたくさんあるので、システム会社からすると涙が出ます……

 

ハイスペックな機器も多く出回り、DXという流行ワードのもと、便利なクラウドツールが多く出回る中、長らく残り続けているアナログ機器があります。

 

FAXです。

 

受発注システムを導入して、FAXをなくせばいいのでは?未だにFAXが必要なの?とお思いになる方はいると思います。または、クラウドFAXツールを使えば良いのでは?お考えになる方もいると思います。

しかし、前者は導入したものの取引先の何割かは対応してくれない…

後者は一見便利そうに見えるが、導入費用が結構高かったりもします。

 

今回は、下記のようなことをお考えの方にオススメです。

  • 無くなりそうでなくならないFAX業務に費用をかけたくない。
  • でも非効率な業務を何とかしたい。

費用をなるべく抑え、尚且つFAX業務を効率化する方法をご紹介します。

結論

結論から言うと2つのクラウドツールの組み合わせです。

  • クラウドFAXツール
  • Google Workspace

クラウドFAXツール(eFax)

まずはクラウドFAXツール、eFAXのご紹介します。  

eFaxはj2 Global Japan 有限会社さんが運営するクラウドFAXツールです。

クラウドツールなので、従来のようなFAX機は不用で、料金も1,650円〜(月額)と低価格なところも魅力的です。

FAX使用枚数が多い事業者さんはe FAXに乗り換えるだけでもメリットが多くあるかもしれません。

詳しいメリット・デメリットは下記の商品ページをご参照ください。

www.efax.co.jp

eFaxの仕組みですが、送り主さんの動作は何も変わりません。eFaxで取得した番号にFAXするだけです。

一方受け取り側は、任意のメールアカウントで受け取ることになります。

そのメールにPDFが添付され、送られてきた FAXを確認することが出来るという仕組みです。また、送信する場合もメールを送る要領で FAXを相手先に送ることが出来ます。

ここまででも十分便利にはなるとは思いますが、業務中に下記のような電話を受けませんか?

  • FAX受信しましたか?
  • FAX受信した旨をFAXで返信してください!

簡単な作業ではありますが、この作業だけに時間を割かれることにストレスを感じませんか?

ただでさえ人手不足、残業禁止という会社が増えた中、この生産性のない作業にコストを割くことは避けたいところです。

そこので、この生産性のない作業を自動化してしまおうというものです。

仕組みは、メーラーにプログラムを仕込みeFAXからの受信をトリガーに返信するという流れです。

Google Workspace(Gmail)

ここで先述した、Google Workspaceが登場します。Google Workspaceに関してはこちらをご参照ください。

workspace.google.co.jp

さて、Google WorkspaceにはGmailというメーラーが含まれており、このGmailで eFaxからのメールを受信出来るようにします。

そしてGoogle Workspaceの機能の一部である、GASを活用します。

GASとは、ExcelでいうところのマクロやVBAと同じものと認識して頂ければ問題ありません。

eFaxから受信するメールには規則性がありますので、その規則からGASを組みます。

これで受信したものに対して、リファックスする手間も省けますし、届きましたか?の電話対応もすくなるなるはずです。

フォルダ監視自動印刷

ここでもう1つニーズが出るケースがあります。

それは従来のFAXと同じように紙で出したいというニーズです。

一見、ペーパーレスの流れに逆行しているように思いますが、この紙を活用しなければならないケースがあります。

製造業に多いでしょうか…

この場合、eFaxで受信したメールの添付ファイルを印刷すれば良いのですが、それも手間ですし、メールに気付かないことも考えられる。

そこでGASでもう一手間加えます。

添付ファイルを任意のフォルダに保存させ、そのフォルダを監視ソフトで監視し、自動的に印刷をかけるという仕組みです。

フォルダ監視ソフトはこちらを使用しました。

caprint.bear.co.jp

これで生産性のない時間を節約することが可能になります。

人の判断が必要ない作業は積極的に自動化していきたいですね。

ぜひ一度お試しください。