あなたはなぜその「商品」を選びましたか?
このWHYをどんどん掘り下げていくと、あなたも『イノベーション』を起こせる?!
今までにない新しいサービスや製品などを生み出す事。
今回はいつかイノベーションを起こしてやろうと企んでいるあなたは勿論の事、ビジネスマンも必見、『イノベーションの起こし方』についてご紹介します。
私が今までに何かイノベーションを起こしたと言う訳ではなく、イノベーションを起こしたいと思い学んでいる内容のご紹介です^^;
✔︎ イノベーションを起こしたい方
✔︎ 新規事業を立ち上げたい方
✔︎ 起業したい方
イノベーションの種類
製品や商品、サービス、技術で新しい事を生み出す事を「イノベーション=革新」と言いますが、革新にも大きく分けて4つの革新があります。
- 構築的革新
- 革命的革新
- 間隙創造的革新
- 通常的革新
順番にご説明します。
構築的革新
斬新な技術を用いて、これまでの体系を破壊し、新たな製品の開発や発明により全く新しい市場を生み出すモノ。
- 電気
- 蒸気機関車
- 飛行機
- 自動車
- パソコン
革命的革新
既存の製品に新しい技術や生産体系を用いて生み出した新たな製品の事。
- 自動車がマニュアル→オートマチック
- オーディオがアナログ→デジタル
- モバイル通信が4G→5G
- 少量で効果のある洗剤
間隙創造的革新
既存の技術を用いて新たな市場を生み出すイノベーションの事。
- iPhone
- 家庭用ゲーム機
- ウォークマン
- スマートフォン
- カップヌードル
通常的革新
技術やプロセスを改善し、安くて高品質なコストパフォーマンスの良い製品・サービスを創出する事。
かつての日本ではこのような既存製品を向上させ、価格競争に持ち込むという形が主流だった言われています。
平凡な私が起こせそうなのは【間隙創造的革新】か【通常的革新】かな〜・・・
イノベーションのジレンマ
もしあなたがある業界でトップシェアを獲得してい企業に勤めている場合、残念ながら画期的な『イノベーション』は起こせない可能性が高いです・・・
なぜなら、トップシェアを獲得している企業は、既存顧客の意見に耳を傾けなければならず、その意見に合わせて製品を改良します。
つまり、そこからはあまり革新的なモノは生まれない。これを『持続型イノベーション』と言います。
逆に新規参入やシェアが低い企業は、既存の概念に捉われず、新たな価値を生み出す事が可能。これを『破壊型イノベーション』と言います。
ビジネスにおいてはどちらのイノベーションも重要です。
しかし、持続型イノベーションを行わざるを得ない企業が、スタートアップ企業の破壊型イノベーションにより一気にシェアを追い抜かられたという現象を目の当たりにします。
この現象を『イノベーションのジレンマ』と言います。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題。
イノベーションの起こし方
チャンスしかない我々ですが、どのようにイノベーションを起こすのか。
そのヒントは『ジョブ理論』にあります。
顧客はジョブ(欲している事)を雇用する(それを解決するプロダクト・サービス)という考え方。
要するに、「顧客は困りごとを解決する為にサービスを購入する。」という事です。
でも・・・それとイノベーションって何の関係あるの?
ポイントは、なぜその商品を選択したのかという事。その理由を掘り下げた末に「潜在的ニーズ=イノベーション」のヒントがあるという事です。
「ジョブ」の見つけ方
ジョブとは、世の中の『不』つまり不満・不安・不効率など 指します。
世の中の『不』はビジネスチャンスだと以前の記事でお伝えしました。
ジョブ理論でのポイントはジョブ=「不」を明確に細分化する事です。
例えば、満員電車が嫌な人多いですよね?これは世の中の『不』にあたります。
では下記のような場合、皆さんはどちらを選びますか?
恐らく、左側を選択する人が多いのではないでしょうか?
となると満員電車を避ける事がジョブではないという事になります。
そこで満員電車の「不」を細分化した結果、下記の理由が浮かび上がりました。
満員電車が嫌な理由
- 時間が非生産的
- PBが触れない
- すぐに乗れない
- 寝れない
これこそが解決するべき本当の「不=ジョブ」です。このジョブの解決策を明確化出来れば、前回に紹介したフレームワークに沿ってビジネスモデルを構築して行くだけ。
まとめ
イノベーションを起こすネタは意外と身近に転がっている事が多いです。
私もそうですが、意識していないと日々をなんとなく過ごしてしまいがちです。今回ご紹介した内容を頭に置いておき、そういった視点で物事を見て、考える癖をつける事が大事だと思います。
下記の図も頭の片隅に置いておきながら、あなたも『イノベーション』を起こしてみましょう。
以上 「イノベーションの起こし方とジョブ理論」についてご紹介しました。皆さまのビジネスに少しでもお役立て出来れば幸いです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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