お金を稼ぐ力と残す力を鍛えてますか?
副業時代・フリーランス時代と言われていますが、これらで食べていくには「稼ぐ力」と「残す力」の2つの力が必須です。
例えば100万円の事業収益を上げることが出来た個人事業主のAさんとBさんがいたとします。
Aさんは最終的に手元に50万円残せました。しかし、Bさんの手元には1円も残せませんでした・・・
さてこの差はどこにあるのでしょうか?
「税金の知識」の差です。
ということで今回は手元に多く残すためには、知らないと損をする税金の知識(経営会計)についてご紹介します。
✔フリーランスの方︎
✔︎節税したい方
✔︎お金持ちになりたい方
当記事でご紹介する内容を実践する際には下記の条件が必須です。
- 資本金は999万円以下
- 利益は800万円以下
- 役員報酬は1000万円以下
では行きましょう~
分社化
お知り合いの社長でたくさん会社を所有している方に会ったことはありませんか?
なぜその社長さんはたくさん会社を所有しているのでしょうか?
答えは下記の図が示す通りです。
1社で2400万円の利益が出た場合、法人税は利益の23%掛かります。
しかし、仮に所有している3社に利益を分配するとどうでしょうか?
それぞれの会社に対してに利益がかかるため、利益に対して15%の法人税を納めれば良いことになります。
法人税のみならず、経費についても同じことが言えます。
年間で使用できる接待交際費の上限は800万円以下・・・
はい。そういうことです。
報酬と旅費規定
次に、事業運営で必ず必要になる人件費及び経費の知識についてご紹介します。
ここは知っているのと知らないのとではかなり大きな差が出ます。
過去に詳しく書いた記事がありますのでそちらをご覧ください。
必ず抑えておきましょう。
繰延戦略
最後に繰延戦略です。
例えば、1200万円の利益が出たとします。
利益800万円まで法人税は15%ですが、それを超える400万円の利益に対しては23%の法人税がかかります。
これを理解した上で、400万円を先行投資や事業投資に回しましょう。
先行投資や事業投資の他に繰延戦略を考えるなら下記でも良いです。
- オフィスの前払い
- 共済制度加入
- 社用車購入
世の中にはこのような先行投資向けの商材はたくさんあります。重要なのはその事を知っているのかいないのかです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した内容は知っているか知らないかで大きく変わる内容ばかりです。
是非皆様の事業に取り入れてみてください。