以前の記事で「貯蓄の増やし方」について書いた際、大前提として副業で「個人事業主」になる事をご紹介しました。
今回は副業で個人事業主としてスタートする際、必ず必要な手続きである「開業届」「所得税申告」の超カンタンな手続き方法・開業後に必要な手続きについてご紹介します。
なんか面倒くさい・・・
そもそも私にも出来るの?
簿記の知識いるのでは?
実は誰でも簡単に出来ます。
・副業で貯蓄を増やしたい方
・開業申請の手間を極限まで省きたい方
・確定申告の手間を極限まで省きたい方
*前置きを読むのが面倒な方は「超カンタン申請方法」の項目から見てください。
開業前の手続き
個人事業主として開業するためには最低限2種類の申請書が必要になります。
・個人事業の開業届
・所得税の青色申告承認申請書
では順に解説していきます。
開業届
書類の正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」と言い、所轄の税務署へ提出するモノです。
書類は国税局のホームページからダウンロードし、「住所」「氏名」「連絡先」「事業内容」等の必要事項を記入し、捺印をして完了です。
青色申告承認申請書
確定申告をする際に所轄の税務署に提出する書類です。 同じく国税局のホームページからダウンロード可能。
こちらは大きく分けて2種類、「青色申告」「白色申告」があります。
ざっくり違いを述べると下記になります。
どれがいいの?
控除って?
損益通算?
断然、青色申告65万円です
「なぜ青色申告が良いのか」「控除」「損益通算」について、過去の記事で取り上げています。
書類への記入項目は13項目です。
・納税する税務署名を記入
・提出日
・納税地
・上記以外に事業所がある場合の住所地
・氏名、生年月日など
・所得税を申告したい年度
・事業所または所得の基因となる資産等
・所得の種類
・青色申告承認の取消しや取りやめの有無
・新たに開業した場合、開始した年月日
・相続による事業継続の有無
・その他参考事項
・関与税理士名と電話番号
記入が完了すれば先ほどの「開業届」と一緒に郵送または所轄の税務署へ持参します。
*マイナンバーカードなら電子申請が可能
2つの書類で記入項目も多くはなく、難しい項目もなさそうだけど、初めてする事だし、書き方を調べながら書類作成するのはやっぱり面倒くさいよぉ〜
大丈夫!ここからが本題。
手間を省いて簡単に申請書を作成する方法をご紹介します。
超カンタン申請方法
面倒な申請書類を超カンタン作成する方法は「クラウド会計ソフトfreee」の申請書無料作成ツールを使う事です。
な〜んだ・・・そんな事か
そう思った方、1度使ってください。
必要項目を画面に沿って入力していくだけで申請書類が完成します。
あとはプリントアウトして印鑑を押すだけ。出来上がった申請書を郵送または所轄の税務署に持参で完了。本当に数分で申請作業が終了します。
開業後の手続き
無事に開業手続きが終わればどんどん事業を進めて行けば良いのですが、忘れては行けない事があります。「確定申告」です。
そして確定申告するためには日々の経理作業は避けて通れません。売上管理、経費管理、請求書発行、入金確認等・・・結構面倒です。
さらに、数万円の会計ソフトを購入して、操作方法を勉強。場合によれば税理士と契約して確定申告に備える。
開業後も面倒だな〜
開業後の「経理作業」や次の項目で紹介する面倒な「申告作業」も先ほどご紹介した、クラウド会計ソフトを使えば大幅に手間を省く事が出来ます。
ソフトの紹介記事ではないので詳しい機能説明は省きますが、月額1,000円〜3,000円程度で経理担当を1人雇用する以上の働きをしてくれます。
確定申告
計算した所得の額に課せられる所得税の額を計算し、「申告納税」または「還付申告」の手続きをする事。
この難しそうな確定申告の為の申告書作成作業も「クラウド会計ソフト」でカンタンに出来ちゃいます。
クラウド会計ソフトに関しては「freee」のみをご紹介しましたが、他にも同じようなソフトがあるのでご紹介します。
国内で有名なクラウド会計ソフトは2つ。
どちらも機能的には大きな差はないように思いますので、強いてあげるならば外部連携機能の差でしょうか。どちらも無料で試せるので両方使ってみて使い勝手の良い方で良いと思います。
まとめ
開業するにあたり申請作業等は面倒ですが、しないと何も始まりません。今は月額1,000円程度で使える「クラウド会計システム」というとても非常に便利なソフトがあります。有効活用し、ラクしてあなたも社長になりましょう。
以上 「ラクして個人事業主になる方法」をご紹介しました。
最後まで見て頂きありがとうございます。
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