あなたはお酒は好きですか?
私は大好きです。
お酒は少量なら健康に良い・・・そんな事を聞いたことはありませんか?
しかし
実はその話、嘘かもしれません・・・
ということで今回は本当は怖いお酒の話をします。
私はこの事実を知ってから大好きだったお酒をやめています。
なぜなら、お酒を辞めると良い事しかないって事に気づいたからです。
✔︎体重
✔︎出費
✔︎疾病リスク
✔︎快適な睡眠
✔︎時間
✔︎自己肯定感
確かに良いことしかないけど、一日の楽しみ、人生の楽しみが一つ減るのではないの?そう思った方こそ、読み進めて頂ければと思います。
お酒の実態
お酒は適量なら良い?百薬の長?なんて聞いてきましたよね。
しかし、そのお酒はいつも適量・少量で終わっていますか?
私は毎晩何杯もお酒を飲み、その時だけ気持ちよくなり、次の日は軽い頭痛と身体の重さ怠さを感じる・・・そんな毎日を過ごしていました。
もちろん適量で抑えれない自分が悪いのですが、頭が痛くなり身体が重くなるってことはお酒により身体が何らかの反応をしているということですよね?
お酒が身体に良いとの私たちの認識は洗脳に近いものがあるそうです。
歴史は深く、古代の中国まで遡ります。
中国の皇帝は人民からお金を集める為に、酒税をかける事にいました。その酒税を多く集める為に皇帝は「お酒は身体に良い」と人民に広めたと言われています。
つまり、日本で言うところの「バレンタインデー」「土用の丑」のようなキャンペーン販促のようなものだったのです。
はっきり申し上げます・・・
お酒は「薬物」です。
もちろん合法ではありますが、薬物です。
なぜなら依存性が高いからです。
どれほどの依存性があるかと言いますと、タバコよりも依存性が強く、違法薬物のモルヒネと同等レベルだと言われています。
モルヒネによりどんな症状が出るからダメなのかを私は知りませんが、やったこともありません。
なぜならモルヒネ=怖いもの・薬物と教育されて来たからです。
では、なぜモルヒネは違法でお酒は合法なのでしょう・・・
答えは、国が酒税という税金を取れるからです?
タバコが身体に悪いとテレビでは散々聞いてきましたが、お酒は身体に悪いというのはあまり聞き覚えがないと思います。
その理由も「お金」が絡んでいます。
テレビCMでは必ずビールやチューハイのCMを目にしませんか?
そうです。テレビには飲料メーカーが多くスポンサーになっています。
そのスポンサー様が不利になるような情報をテレビで流すはずがありません。
ざっくりではありましたが、お酒の実態と取り巻く環境についてご理解頂けましたでしょうか。
ではなぜお酒をやめた方が良いのか、どのようにしてやめるのかをご紹介して行きたいと思います。
お酒をやめるべき理由
先ほど、モルヒネは「違法薬物」でお酒は「合法薬物」であると言いました。
あなたは、お酒が薬物だという認識はありましたか?
知らない方が大半ではないでしょうか?
なぜ知らないのか?
それは教育を受けていないから、お酒に対する知識薄いからです。
つまり、お酒を飲むことでどんな悪影響があるかも知らない方が大半・・・
お酒の影響で起こる「悪」を4つご紹介します。
睡眠の質
まずは、睡眠の質が大幅に下がります。
睡眠の質が大事なことはテレビ等でよく耳にしました。
しかし、お酒を楽しみ、早く寝たのに朝起きると寝足りない・・・なんか怠い・・・途中に喉が乾いて起きる・・・途中に尿意で目が覚める・・・なんてことはご経験ありますね。
それは「お酒を飲んだ」ことが原因。
そしてそれらを引き起こす犯人は・・・
「悪魔の物質 アセトアルデヒド」です。
このアセトアルデヒドはアルコールを分解するときに生成されるものですが、このアセトアルデヒドにより睡眠を破壊されます。
なぜなら、アセトアルデヒドにより興奮状態になるからです。
本来夜は夜準備でリラックスモードに移行させないといけないのですが、逆に覚醒状態に陥らせ、深い眠りを妨げます。
さらにもう1つ、アセトアルデヒドは利尿作用があります。よって夜中のトイレで起きることにより睡眠を妨害します。
体重増加
次に2つ目に悪は「体重増加」です。
お酒にはカロリーがあります。
あれ?ビールや日本酒は糖質が多いからダメだけど、ウイスキーや焼酎は糖質がないから良いので?
そんなことはありません。
アルコール60g中に含まれるカロリーは430㎉だそうです。
つまり、約1食分のカロリーをお酒により摂取していたのです。
普通の人なら1日3食に晩酌しますが、これは1日4食していると考えても良いでしょう。
少し前に「糖質制限ダイエット」がブームになりましたが、私は約10年ほど前から糖質制限を続けて体重キープをしていました。糖質制限はしていましたがお酒は好きなだけ飲んでいました。なので、炭水化物さえ抑えれば体重は維持できると信じていました。
しかし、30歳を過ぎたあたりから体系が変わっていくことに気づきます。
年齢により代謝の低下も関係するのだろうとは思いますが、身体がカロリーを消費しきれなくなってきたのでしょう・・・
よって体重増加をさせる原因は糖質ではなく「カロリー」だったのです。
糖質制限は炭水化物をカットすることによりカロリーを抑えていたに過ぎなかったのでしょう。
老化促進
3つ目の悪は「老化促進」です。
お酒が大好きで肌質が極端に悪い人に会ったことありませんか?
実はこれも先ほど出てきた悪魔の物質、アセトアルデヒドが原因。
なぜアセトアルデヒドにより老化が促進されるのか、それは身体を炎症させるからです。
人間の身体は炎症が起きるとそれを修復しようとします。
炎症を抑えるために頑張っている身体はそこに注力するあまり、老廃物の除去まで手が回らなくなるのです。
アセトアルデヒドの分解にはビタミンを多く使います。ビタミンは肌質を保つために必要なミネラルです。
これらの結果が肌の老化に繋がります。
重病リスク
最後4つ目の悪は「重病リスク」を増加させるです。
アセトアルデヒドはDNAにも攻撃をします。
これが怖いのはガン発症にも繋がる可能性です。
中でも、お酒を飲むと顔が赤くなる方はこのガン発症のリスクが高くなるとも言われています。
なぜなら、顔がすぐに赤くなる人はアルコールの分解能力が低いそうです。
アルコール=毒素ですから、毒をどんどん身体に蓄積してしまうのでしょう。
では、顔に出にくい人は大丈夫なのでしょうか?
そんなことはありません。
そんな方はアルコール依存症になる可能が高いと言われています。
アルコールは薬物ですから、耐性が出来ます。
よって飲むたびにアルコールに強くなり、摂取する量も増えていくのです。
さらに、先述した通り、アセトアルデヒドには利尿作用があります。
利尿作用の怖いところは、身体から水分を減らすことです。
身体の水分量が減ると血がドロドロになり、血管に大きな負担を抱えます。
つまり、心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まるということ。
日本人の主な死因は「ガン・心筋梗塞・脳梗塞」です。
実はこの死因すべてにアルコールが関連していました。
とても驚きです。
危険度チェック
そんなことを言っても私はアルコール依存症にはならないから大丈夫って思っているあなたの為に、危険度チェックしておきましょう。
段階
飲み会や機会がある時だけ、月1回~2回の人・・・
この方は危険度は低いと言われています。
週に3回、4回または晩御飯の時に飲む方、飲酒が習慣化されている方・・・
この方は依存症ではありません。
しかし、依存症の予備軍であるということを認識しておきましょう。
アルコール依存症は発症する期間が長いとされています。
お酒を20歳から飲みはじめ、20代30代と無茶な飲み方をしていた方は要注意。
アルコール依存症は40代~60代で発症するケースが多いからです。
飲酒が習慣化されている方、あなたはアルコール依存症になる可能性のある「崖」に向かい非常に滑らかなペースで下っているのだという認識を持ちましょう。
一度その「崖」の下に落ちると引き返すことはできないと言って良いでしょう。
人格
アルコール依存症になる人は、破天荒な方だというイメージがありませんか?
実はアルコール依存症になる方は下記の方が多いようです。
- 頑固
- 完璧主義者
- 優等生
- 熱中し易い方
頑固な方は、人の言うことを聞きません。
完璧主義者は、社会で多くのストレスを抱えてる方がいます。そのストレスをアルコールで発散しがちなようです。
優等生は、自分を犠牲にしがちであるが故にストレスを抱えています。そのストレスをアルコールで発散します。
熱中し易い方は、お酒が好きになるとそこへも突き進むケースがあります。
兆候
アルコール依存症にはサインがあります。
- 朝や昼からアルコールを飲みたくなる。
- お酒を飲まないと暇になると感じる。
- 断酒で喪失感がある。
- 罪悪感を抱くようになる。
アルコール依存症には、「ドーパミン」が大きく影響します。
ドーパミンとは、幸せを感じる脳内物質ですが、アルコールはこのドーパミンを大量に感じさせてくれるのです。
だから欲する、やめられない状態に陥ってしまいます。
最近ではストロング酎ハイという安くて高アルコールの商品が多く売られています。
実はこの商品、メチルアルコールという危険なアルコールと人工甘味料で出来ています。つまり、人体に悪影響を及ぼすものを飲んでいるということです。
私、以前は何も考えずにストロング酎ハイのロング缶を1日3本飲んでいる時がありました。今考えるとゾッとします。
手ごろで手に入り易いストロング酎ハイには手を出さないことをお勧めします。
どのようにやめるのか
ではどのようにお酒をやめれば良いのかをお伝えします。
宣言と記録
やり方は非常にシンプルです。
周りに宣言しましょう。
こっそりと一人で頑張らず、強い意志で周りに宣言しちゃいましょう。
そうすると周りには協力者が現れるはずです。
SNSでの宣言でも良いでしょう。これは記録にもなるのでお勧めです。
環境教育
飲酒の環境や知識は教育であります。
近年の禁煙文化により、若者の喫煙率は低くなっていませんか?
これは飲酒にも言えることではないでしょうか。
まだお酒を飲んでいない周りの若者・自分の子供にこのことを教えてあげましょう。
まとめ
まずは、2週間頑張りましょう。その次は3か月挑戦しましょう。
3カ月続けると習慣化されます。こうなると気持ちもすごく楽になります。
私はこの記事を書いているときは禁酒1カ月達成です。
まずはあと2か月継続します。
最後に、当記事の内容は、垣渕洋一さんの「そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本」を読んだ内容を自分の備忘録としてまとめております。